コーデを選んでくれるアプリはどれ?

服を保存できるアプリはたくさんあります。でも、決めてくれるアプリはずっと少なめです。コーデを選んでくれるのはどれか、それぞれどう選ぶのか、提案がしっくりこないときにどうするかをまとめました。

ネイビーのニット、キャメルのパンツ、ライトブラウンのローファーを身につけた女性が映るスマートフォン。横には同じ3点を平置き
ネイビーのニット、キャメルのパンツ、ライトブラウンのローファーを身につけた女性が映るスマートフォン。横には同じ3点を平置き

こんなコーデ、自分が着たらどう見える?

Wdrobeは手持ちの服からコーデを作り、それぞれをあなたの写真で見せてくれます。

コーデを選んでくれるアプリはWdrobeです。服を登録すると、住んでいる地域の天気に合わせてその服からコーデを組み、着替える前に自分の写真でそのコーデを見せてくれます。AclosetとAltaもコーデを選びますが、Aclosetはチャットで、Altaはアバターで見せます。Cladwellはカプセルワードローブから1日1つのコーデを出します。PurepleのAIはコーデを提案しますが、天気は考慮しません。Wheringのプランナーは今では天気に合ったコーデを提案し、Stylebookはほとんどの場合、キャンバスとランダムなシャッフルを渡すだけです。

答えはこの違いに尽きます。服を保存するアプリはいくつもあります。決めてくれるアプリは、ずっと少ないのです。

保存することと決めることの差は、ふつうの平日にいちばんはっきりします。私たちが作っているWdrobeに普段着を登録しておけば、天気予報に合わせて明日のコーデを選んでもらえます。

「コーデを選んでくれる」とは何のことか

レベルは3つあり、どのレベルの宣伝にも「AI」という言葉が出てきます。

シャッフル:持っているアイテムをアプリがランダムに組み合わせ直します。何かしらのコーデは出てきますが、リネンのシャツが2月の朝に合うかどうかはわかりません。マンネリを抜け出すのには役立っても、服を着るためには使えません。

ルール:カテゴリやシーンで絞り込むので、パンツを2本渡されることはありません。少しはましですが、まだ自分のことは知りません。

状況:天気、シーン、最近着たもの、肌や髪の色に似合う色をふまえます。このレベルになって初めて、手を加えずにそのまま従う価値のある提案になります。

意味があるのは状況のレベルだけです。ほかの2つは出てきたものを自分で直す必要があり、提案を直すのは一から選ぶより時間がかかるからです。

Wdrobeの選び方

服を登録すると背景が自動で切り抜かれ、そのあと自分の写真を1枚アップロードします。そこからできることは次のとおりです。

  • コーデを丸ごと頼むと、AIスタイリストが住んでいる地域の天気をもとに手持ちの服から組んでくれます。
  • 着たいアイテムを1点固定すると、それを中心に残りをスタイリングしてくれます。
  • 結果を自分の写真で確認できます。コラージュではないので、決める前にバランスと色を判断できます。
  • 自分の色と照らし合わせられます。顔写真でパーソナルカラー診断を受けていれば、その結果が使われます。
  • 数日先まで計画しておけば、朝になる前に決まっています。

提案がただ変わるだけでなく、よくなっていくのは最後の2つのおかげです。ある色で顔色が沈んで見えやすいと知っている提案は、その色を避けます。

たいていの朝、服選びが難しいのは服が足りないからではありません。いちばん判断しにくい時間に決めようとしているからです。寝る前に明日のコーデを選んでもらいましょう。

コーデを選んでくれるアプリと、それぞれの選び方

Wdrobeは天気をもとにクローゼットからコーデを組み、固定したアイテムを中心にスタイリングでき、その結果を自分の写真で見せてくれます。iPhoneとAndroidで使えます。

WdrobeのApp Storeスクリーンショット:今日の服を提案するAIスタイリスト、週間のコーデプランナー、自分の写真で試着した服
キャメルのコートと5°Cで小雨の天気予報に、スタイリストがクリーム色のニット、濃い色のデニム、ブラウンのショートブーツを加え、女性の全身写真がそのコーデを着た姿に変わります。
寒い雨の日に合わせて、スタイリストが手持ちのコートを軸にコーデを組み、自分の写真で見せてくれます。手持ちのアイテムひとつを軸に、明日のコーデを決めましょう。

Aclosetにはチャットで話せるAIスタイリストがあり、天気とカレンダーからコーデを提案します。提案は手持ちのアイテムのコラージュで返ってくるので、何が選ばれたかはわかっても、体に着たときの見え方はわかりません。iPhoneとAndroidで使えます。

Altaは自分の写真から作ったアバターで毎日のコーデ案を見せ、その裏にはAIスタイリストがいます。iPhone、Android、Webで使えます。アバターはコラージュよりは近いものの、自分の写真まではあと一歩です。

Cladwellは計画を求めるのではなく、カプセルワードローブのテンプレートから1日1つのコーデを出し、質問には「Ask Cladwell」のチャットで答えます。決めることを丸ごと手放したい人には向いていますが、いくつかの候補から選びたい人には物足りません。

Outflikは手持ちのアイテムを使ってスタイリングの質問に答えます。決まった時間ではなく、頼んだときに選ぶ形です。iPhoneとAndroidで使えます。

Wheringには手持ちのアイテムを組み合わせ直すシャッフルがあり、コーデの計画やクローゼットの分析もできます。シャッフルは上で説明した1つ目のレベルなので、決めてもらうものではなく、ヒントとして使いましょう。iPhone、Android、Webで使えます。

Stylebookはシャッフルだけで、これも1つ目のレベルです。それ以外は、着用カレンダーと着用データのある細かい手動のコーデ作成ツールで、iPhone専用です。

PurepleはAIでコーデを提案しますが、掲載情報にも公式サイトにも天気やパーソナルカラーについての記載はなく、試着機能が載っているのはiPhone版だけです。それ以外は、コーデを手で並べるコラージュのキャンバスです。iPhoneとAndroidで使えます。

この質問に絞らず、スタイリングアプリを機能ごとにくわしく比べたいなら、AIスタイリストアプリのおすすめでひとつずつ見ています。

最初のうち、アプリの提案がしっくりこない理由

原因は3つあり、どれも直せます。

クローゼットが半分しか登録されていない:20点の中から選ぶアプリは、ほかに選択肢がないので同じものを繰り返したり、ちぐはぐな組み合わせを出したりします。提案がはっきりよくなるのは50点ほどからです。だいたい普段の1週間分の服とアウターの量です。

シーンを知らない:とくに目的のない提案は、ありきたりになります。オフィスの日用か、ディナー用かをアプリに伝えるだけで、候補はぐっと絞られます。

断ったものを伝えていない:学ばないアプリは、同じ外れを出し続けます。実際に着たものを記録すると、その流れが閉じます。服のローテーションができるのも、この記録があるからです。

ChatGPTはコーデを選んでくれる?

アドバイスはできますが、クローゼットは見えません。持っている服を説明すれば、一般的なスタイリングとしては筋の通った答えが返ってきますし、どの色同士が合うかといった質問には本当に役立ちます。できないのは、実際の手持ちの服から選ぶこと、洗濯中の服を知ること、今いる場所の天気を確かめること、そして手持ちの服で組んだコーデを自分の姿で見せることです。

現実的な使い方を、プロンプトも含めてChatGPTをパーソナルスタイリストとして使うで試しました。正直にまとめると、セカンドオピニオンとしてはよく、毎日の道具としては向きません。

決めること自体をなくしたいなら

毎朝の服選びをやめる方法は、コーデアプリだけではありません。アプリと一緒に使える方法が2つあります。

コーデの組み合わせ:必ずうまくいく組み合わせを3つか4つ書き出しておけば、いつもの服がランダムではなく、よいものになります。コーデを選んでくれるアプリは、自分で書かなくていい組み合わせの生成器です。

今着る服を絞る:クローゼットが大きいほど、服選びは簡単になるのではなく難しくなります。そのシーズンに着る服をまとめておけば、選ぶ前に選択肢のほとんどがなくなります。それがカプセルワードローブの役割です。

よくある質問

コーデを選んでくれるアプリはある?

あります。Wdrobeは天気に合わせて手持ちの服からコーデを組み、自分の写真で見せてくれます。Aclosetはチャットで選び、Altaはアバターで毎日のコーデを見せ、Cladwellは1日1つのコーデを出します。PurepleのAIはコーデを提案しますが、天気は考慮しません。Wheringのプランナーは今では天気に合ったコーデを提案し、Stylebookのシャッフルは手持ちのアイテムをランダムに組み合わせます。

手持ちの服からコーデを組んでくれるAIはある?

あります。確かめたいのは、自分の服を使うのか、商品カタログを使うのかという点です。Wdrobe、Acloset、Alta、Cladwell、Outflik、Purepleは、どれも持っているアイテムから組みます。スタイリングツールの多くは、代わりに買うものを提案します。

今日何を着ればいいか教えてくれるアプリは?

WdrobeとAclosetは、どちらも住んでいる地域の天気を使って、その日のための答えを出します。Cladwellは、1日1つの答えを中心に作られています。天気を考えないアプリは、季節外れの服を提案してしまいます。

コーデが自分に似合うかアプリでわかる?

見せることはできます。Wdrobeは自分の写真にコーデを表示します。アプリでできる正直な答えとしては、これがいちばん近い形です。パーソナルカラー診断を受ければ、どんな色が似合いやすいかもわかります。PurepleのAIは自分で組んだコーデにアドバイスをくれますが、ストアの掲載情報にも公式サイトにも、パーソナルカラーを考慮するとは書かれていません。

コーデを選ぶアプリはメンズでも使える?

使えます。スタイリングの考え方はカテゴリと色によるもので、性別ではないため、メンズのクローゼットも同じように扱えます。多くのアプリでサンプル画像がレディースに寄っているのは宣伝上の選択で、機能の制限ではありません。

アプリに選んでもらうには、服が何点あればいい?

アウターと靴を含めて50点ほどあれば、提案が同じものを繰り返さなくなります。30点より少ないと、アプリが使える服が足りず、ランダムに選んでいるように感じます。

コーデアプリは自分で決めるよりいい?

疲れているとき、遅れているとき、服でいっぱいのクローゼットを前に着る服がないと感じるとき、そうした場面ではアプリのほうが得意です。時間があってじっくり考えたコーデなら、どのアプリより自分のほうがうまく選べます。価値があるのは、うまくいかない朝です。

コーデを選んでくれるアプリについて読んでいる時間も、服を着る代わりにしている決めごとのひとつです。明日のコーデを選んでもらい、自分の写真で判断してみてください。

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