コーデカレンダーアプリの役割は2つあります。ある日に何を着るかを計画することと、実際に何を着たかを記録することです。私たちが選ぶならWdrobeです。計画は半分にすぎないうえ、Wdrobeは小さなサムネイルの一覧から想像させるのではなく、計画したコーデをその日が来る前に自分の写真で見せてくれるからです。
すべてを手で記録したいなら、Stylebookにはくわしいカレンダーがあります。WheringとAclosetも計画ができます。違いは、カレンダーが自分で書き込む日記なのか、決めるのを手伝ってくれる道具なのかです。
実際によく着ている服が見えてくるのは、振り返って記録するときです。私たちのクローゼットアプリWdrobeは、コーデを計画した日をもとにそれぞれのアイテムを何回着たかを数えます。
コーデカレンダーの2つの役割
先の計画:前もってコーデを日付に割り当てます。よい点は、判断する余裕のあるとき、たいていは夜に決められることです。余裕のない朝7時に決めなくて済みます。
着た服の記録:実際に着たものを記録します。効果が出るのはゆっくりですが、得るものは大きくなります。ひとシーズンたつと、どのアイテムが役に立っているか、どれが動いていないか、そして思い込みではない本当の自分のスタイルがわかります。
多くの人は前者を求めて始め、後者からより多くを得ます。どちらにもカレンダーが必要ですが、続ける努力が必要なのは後者だけです。
ひとシーズン記録するとわかること
少しの手間をかける価値があるのはここで、ほかの方法ではなかなか手に入りません。
眠っている服:3か月たっても着用回数がゼロのアイテムは、たまたま出番がなかったのではなく、うまく使えていないのです。自分で覚えていなくても、カレンダーがどれかを教えてくれます。
本当によく着ている服:記録してみると、ほとんどの人は自分が思っているより狭い範囲の服しか着ていません。それを見るのは少し気まずいですが役に立ち、買い物を決めるときの正直な材料になります。
アイテムごとのコスト:着用回数と買った値段から1回あたりの着用コストがわかり、回数が増えるたびに計算し直されます。高い服がかえって安くつき、安い服が高くつくことはよくあります。計算方法は1回あたりの着用コストの計算式で説明しています。
ローテーションが止まっているところ:毎週同じ8点ばかり着ているなら、カレンダーでそれが推測ではなくはっきり見えます。そこが服のローテーションの仕組みを作る出発点になります。
途中でやめずに使い続けるコツ
計画は30日分ではなく3日分:1か月分のコーデを計画しても、最初に予定が変わったときに崩れます。するとカレンダーが合わなくなり、開かなくなります。3日先までなら、予定が変わった週でも持ちこたえます。
計画は週に1回、夜にまとめて:日曜日か、いちばん落ち着いている夜にしましょう。翌週の分を一度に決める20分は、ここでいちばん効果のある時間です。
決まっている予定から先に入れる:会議、ディナー、長い移動日を入れてから、ふつうの日を埋めましょう。ふつうの日は決まった組み合わせでまかなえます。考える必要があるのは、決まっている予定の日です。
天気は計画のあとではなく前に確認:実際の天気予報をもとに計画した1週間は、実際の1週間でも崩れません。計画したコーデが当日の朝にやめになるいちばんの理由はこれです。
記録は入力ではなくタップで:1回の記録に1タップより手間がかかると、2週目を過ぎたころにはやらなくなります。記録が面倒なアプリでは記録が抜けだらけになり、それは記録がないよりも困ります。抜けた記録からでも、つい結論を出してしまうからです。
Wdrobeはコーデを組むときに住んでいる地域の天気を確認するので、上の手順をひとつ省けます。また、計画したコーデはその日が過ぎると着用1回として数えられます。週に1回の夜に1週間分を計画して、朝に迷うのをやめましょう。

カレンダー機能でアプリを比較
Wdrobeは日付ごとにコーデを計画し、住んでいる地域の天気に合わせて手持ちの服から組み、その日が来る前に自分の写真で見せてくれます。計画したコーデは、それぞれのアイテムの着用回数に加算されます。iPhoneとAndroid。

Stylebookにはくわしいカレンダーがあります。着た服を記録し、日付ごとに見返し、そこから持ち物リストを作れます。すべて手作業でiPhone専用なので、記録の質はかけた手間しだいです。
Wheringはコーデを計画でき、着ている服をもとにクローゼットの分析を見せてくれます。持ち物リストや、アイテムを組み合わせ直すシャッフルもあります。iPhone、Android、Web。
Aclosetは天気とカレンダーの予定をもとにコーデを提案します。コーデは手持ちのアイテムのコラージュで表示されます。iPhoneとAndroid。
Cladwellはカレンダーではなく、その日ごとに動きます。先の計画を求めるのではなく、カプセルワードローブのテンプレートから毎日1つのコーデを出してくれます。計画すること自体を避けたい人に合います。
Purepleはコラージュのキャンバスに、日付ごとに計画できるカレンダーがついたアプリですが、ストアの掲載情報にも公式サイトにも、計画した日の天気についての記載はありません。iPhoneとAndroid。
カレンダーに限らず計画アプリを広く比べるなら、コーデプランナーアプリのおすすめでひとつずつ紹介しています。道具ではなく方法についてはコーデプランナーの使い方で説明しています。コーデを予定に入れるだけでなく選んでほしいなら、AIスタイリストアプリのおすすめでそれができるアプリを比べています。
いちばん効果が出やすいのは旅行の計画
カレンダーがいちばん早く役に立つのは旅行です。条件がはっきりしているからです。持っていくアイテムの数は決まっていて、日数もわかっていて、天気予報も調べられます。
まず毎日のコーデを計画し、そのコーデに必要なものだけを詰めましょう。この順番なら、余計なものも足りないものもなく到着できます。いつもの順番だと、服をいくつか選んで詰め、3日目になって、そのうち2着が家に置いてきた同じ靴を必要としていたことに気づきます。
Wdrobe、Whering、Stylebookはどれもこの方法に使えます。WheringとStylebookは、計画したコーデから直接持ち物リストを作れます。アプリに関係なく使える方法はデジタルクローゼットで荷造りする方法で紹介しています。
コーデカレンダーが役に立たなくなるとき
予定がまるごと変わった週には対応できませんが、それはかまいません。計画は約束ではなく初期設定で、大事なのはその初期設定がよいものであることです。
そのコーデが似合うかどうかも教えてくれません。カレンダーは決めたことを記録するだけで、評価はしません。自分が着た姿でルックを見るのは別の機能で、失敗に気づけるのはそちらです。
そして、抜けのある記録は誤解を招きます。3週間はていねいに記録し、2か月はまったく記録しなかった場合、クローゼットについて事実と違うことを示してしまいます。続けて記録するか、記録はあくまで参考程度と考えましょう。
よくある質問
いちばんおすすめのコーデカレンダーアプリは?
カレンダーに決めるところまで手伝ってほしく、その日の前にコーデを自分の姿で見たいならWdrobeです。Stylebookは、手動の記録がほしくてiPhoneを使っている場合に限っておすすめです。この2つは、同じ問題の別々の半分を解決しています。
毎日着た服を記録できるアプリはある?
あります。Stylebook、Whering、Aclosetは着たコーデを日付ごとに記録でき、Wdrobeは計画したコーデを、その日が過ぎると着用1回として数えます。確かめたいのは1回の記録に何回タップが必要かです。それで記録が2週間を過ぎても続くかどうかが決まります。
1週間のコーデはどう計画すればいい?
落ち着いた夜に1回で計画し、先に天気予報を確認し、ふつうの日より先に決まっている予定を入れて、計画は3〜7日先までにしましょう。それより長い計画は崩れて、やがて見なくなります。
天気に合わせてコーデを計画できる?
WdrobeとAclosetは、どちらも住んでいる地域の天気をもとに提案します。天気に対応していないアプリだと2月にリネンをすすめてくることもあるので、使っているアプリが対応していなければ、計画の前に自分で天気予報を確認しましょう。
着た服を記録するのはなぜ?
ひとシーズンたつと、どの服が眠っているか、思い込みではない本当の自分のスタイル、それぞれのアイテムの1回あたりの着用コストがわかるからです。どれも記憶だけではわかりません。
着た服はどのくらいの期間記録すればいい?
ひとつのシーズンの6〜8週間です。本当のローテーションが見え、まったく出番のないアイテムがはっきりするには十分な長さで、最後まで記録を続けられる程度の短さです。
計画したコーデには必ず従うべき?
その必要はありません。守らなければいけないものと考えることが、やめてしまう原因です。計画は、調子の悪い朝でもよい初期設定から始められるようにするためのものです。
1週間の計画が役に立つのは、計画したコーデが本当に着たいものであるときだけです。それはサムネイルの一覧ではわかりません。その日が来る前に、それぞれのコーデを自分の写真で見てみましょう。



